2015年7月29日水曜日

Yes!プリキュア5GoGo!とは

みなさま、こんにちは。
夏木ひつじです。

今日は大人気のうちに幕を閉じた「Yes!プリキュア5」の続編「Yes!プリキュア5GoGo!」の紹介です。




衣装が若干変わってますね。
変身時のかけ声も、

プリキュア、メタモルフォーーーーーゼ!」

から

「プリキュア、メタモルフォーゼ!」

に短縮されています(文字でどこまで伝わるのかわかりませんが笑)。


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そしてそして、今作での最大のポイントはこの方!



スカイローズトランスレイト!

青いバラは秘密のしるし

ミルキィローズ!



サンクルミエール学園に転校してきた美々野くるみが変身する謎の戦士・ミルキィローズです!


その力はプリキュア5人分に匹敵すると言われ、実際に敵を一人で倒してしまう姿を何度も見ることができます。
しかしその分、持続力は低いようで、長い時間人間の姿でいると元に戻ってしまうのです。

その元の姿というのが・・・・・・





なが~い耳が特徴のミルクです。

「美々野くるみ」を逆さにすると「ミルクの耳」になるんですね。

ミルキィローズになってもミルクの性格は変わっていません!
彼女はプリキュアがピンチの場面に颯爽と現れて敵をやっつけていきます。
なぜいつもそんなにいいタイミングで現れていたのかというと、どうやら物陰でプリキュアの戦いを隠れて見ていて、ピンチになるのを見計らってから出て行っていたらしいのです。
一番おいしいシーンをいただこうというしたたかさは、やっぱりミルクそのものです。




そんな相変わらずのミルクですが、一体どうやってミルキィローズになったのでしょうか。

彼女は復興の道をたどりはじめたパルミエ王国で、ひょんなことから手に入れた種を育てていました。
なかなか芽の出ない種に毎日毎日水をやり、懸命に育てていると、なんと青いバラが咲いたのです。

今でこそ遺伝子組み換え技術の発達により人工的に造ることが可能ですが、青いバラは本来自然界には存在しない奇跡の花。

ミルクは青いバラの力を得て、美々野くるみ、そしてミルキィローズへと変身できるようになりました。


さて、その「青いバラの種」ですが、実はキュアローズガーデンと呼ばれる命を司る楽園の管理者・フローラ様がのぞみへ託した「ローズパクト」というアイテムからこぼれ落ちた物でした。
フローラ様は、悪の組織「エターナル」がキュアローズガーデンを狙っていることを知り、キュアローズガーデンへの鍵となるローズパクトを、伝説の戦士プリキュアであるのぞみに託したのです。
どうやらフローラ様とエターナルのボスとはなにか因縁があるようですが・・・。


そのエターナルは世界中にある美しい物や珍しい物を蒐集する博物館のような組織です。
しかし、その実態は世界の財宝を奪い去っていく強盗集団。

そんな組織の中で新しく働くようになったのが、



我らがブンビーさんです!

ナイトメアでは中間管理職だったブンビーさんですが、エターナルでは中途採用の新入社員。
毎日お茶くみに精を出します。

新しい上司に嫌味を言われ、



新しい同僚と友情を育みながら、



日々、会社で奮闘していきます。

彼はプリキュアたちからケーキつまみ食いの誤解を受けていわれなき攻撃を受けたり(第9話「名探偵こまち登場!」)、会社のやり方に嫌気が差してプリキュアのリーダーになると言い出したり(第35話「ブンビー衝撃発言!」)、今作でも愉快な一面を見せてくれています。
これほど応援したくなる敵キャラもなかなかいないでしょう!


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さてさて、そんな「プリキュア5」シリーズですが、一番の特徴といえば、やはりメンバーの恋愛を大きく扱っていることではないでしょうか。
「初代」や「SS」でも、なぎさが藤P先輩にあこがれていたり、ほのかとキリヤくんが複雑な関係になっていったり、咲が舞のお兄さんに一目惚れしたりと、いろいろなことがありましたが、「5」ではもっとカップリングが進んでいます。


まずは主人公・のぞみとココ!



キスしてます。
このふたり、劇場版でキスしてます。
夢の中の出来事でも妄想の産物でもなく、本当にキスしてるんです!

のぞみは「プリキュア5」第一話の冒頭、曲がり角で人間バージョンのココとぶつかった時から彼に一目惚れ。
ココも、のぞみのひたむきさや周りを明るくする魅力に惹かれていったのでしょう。
クリスマスの夜にはみんなが気をつかってのぞみとココをふたりきりにしてあげるなど、いつの間にか公然の仲として認められています。
一応、教師と教え子なんですけどね(笑)。


続いては、こまちさんとナッツ!




こまちさんは自ら小説を執筆するほどの本の虫。
ナッツはパルミエ王国きっての読書家。
そんなふたりを繋いだのは、やっぱり本でした。

こまちさんは自作の小説「海賊ハリケーン」をナッツに読んでもらいました。
のぞみたちには大好評だったこの小説を、ナッツはこてんぱんにこき下ろします。

「お前たちは友だちの書いたものだから贔屓目で読んだんだろう」
「客観的に読むと、決していい作品とは言えない」

「こまちがこの物語で何が言いたいのかわからない」

「えっと、それはね・・・」

と、こまちさんがこの小説で訴えたかったことを伝えようとすると、

「説明しなければわからないのなら、これを読む意味はないな」
「本にする価値はない」

ナッツはそう言って、こまちさんに原稿を突き返します。


言い方ってもんがあるでしょうが!!!


と、作中でのりんちゃん同様、私、夏木ひつじも激怒したものです(笑)。

しかし、ナッツの言うことはまぎれもない本心からの書評。
こまちさんもそれをわかっているからこそ、「海賊ハリケーン」の主人公よろしく、くじけぬ心で改稿を重ねていきます。
そんなこまちさんの懸命な姿を見て評価を甘くするナッツではありませんが、ふたりの仲は急速に縮まっていくのでした。


そしてお次はうららとシロップ!




シロップは「プリキュア5GoGo!」から登場した記憶喪失の妖精。
かつてはフローラ様に育てられていましたが、自分が何者なのかわからず、エターナルの運び屋として働いていたところ、紆余曲折あってプリキュアたちと行動をともにしています。



妖精の姿


大空を飛ぶことができます!



そんなシロップが初めて心を開いた相手がうららでした。

うららが芸能界の仕事の厳しさに涙を流しているところを偶然目撃したシロップ。
なぜうららがそこまで芸能界にこだわるのか。
それは舞台女優であった亡き母が舞台から見た光景を、うららも同じ場所に立って見てみたいという思いからでした。

幼いころに母を亡くしたうららには、母親の記憶がほとんど残っていません。
それでも、母と同じ舞台に立てば自分のルーツがわかるような気がするのです。

自分自身が何者なのか。
記憶喪失のシロップが常日頃から自問していたその答えをうららもまた、同じように探していたのです。

シロップはうららが仕事に疲れたときのため、いつでも空に乗せてあげる「シロップ乗車券」をプレゼントするのでした。





以上、のぞみとうららとこまちさんの恋愛模様を紹介しましたが、他にも純情乙女・りんちゃんの悲恋の数々、ミルクのココへの報われない想いなど、「5」シリーズには恋愛描写が盛りだくさんです!


さてさて、そんな「5」シリーズですが、作品のテーマはズバリ「夢」。

プリキュア5の面々は、それぞれの夢に向かってひたむきに走り続けていきました。


運動神経抜群で実家が花屋さんのりんちゃんは、その運動神経を活かすでもなく花屋さんを継ぐでもなく、アクセサリーショップであるナッツハウスでお手伝いをする傍ら、とある結婚式を契機にして見つけたアクセサリーデザイナーとしての夢を追いかけます。

舞台女優を夢みるうららは、今は女優としての仕事が少なくても、将来のため、そして応援してくれるファンのために、アイドルや歌手としての仕事を精一杯にこなしていきます。

こまちさんは小説家を目指し、ナッツの厳しい書評を糧に懸命に書き続けた結果、改稿を繰り返した「海賊ハリケーン」がコンクールで努力賞を獲得しました。
プロになる道のりは険しいですが、一歩一歩、着実に書き続けていきます。

なんでもこなせるかれんさんは、ミルクの身に起こった体調不良をきっかけに、苦しむミルクを救えない自分の無力さを思い知り、医者となる夢を持って猛勉強の日々を送ります。


そして、夢原のぞみ。
りんちゃんのように運動神経に優れているわけでも、かれんさんのように頭がいいわけでもなく、うららやこまちさんのように一芸に秀でているものもありません。
それでも、目の前に起こる数々の問題に真正面からぶつかっていき、やがてはココのような立派な教師になることを目標とし、一から勉強を始めることを決意します。



プリキュア5のメンバーは、本当に個性派揃いの子たちです。
しかし、その中の誰一人として完璧な人間はいませんでした。
みなどこかに弱さを持っていたり、欠点を抱えていたりします。

そして、メンバー全員が笑顔の絶えない大のなかよし、というわけでもありません。
りんちゃんとかれんさんはしょっちゅう衝突していますし、のぞみとミルクはいっつもケンカばかりしています。

それでも、ナッツハウスでのドタバタした日常の中で、居心地のよい心地よさを感じさせてくれるのが「プリキュア5」シリーズの魅力なのだと私は思うのです。



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