夏木ひつじです。
さて、今日からはいよいよナシマホウ界(人間界)でのお話ですね。
前回のラストでリコがカタツムリの列車に乗ってきたのは、実は自分から校長先生に掛け合っていたということが明かされました。
いつもどおり素直じゃないリコは校長先生の命令だと言ってましたけどね(笑)。
その校長先生の意味深な発言から物語ははじまりました。
一方、闇の魔法つかいもなにやら情報を持っているようで、ナシマホウ界へ活動拠点を移したようです。
この両者の話を合わせると、どうやらナシマホウ界にはリンクルストーンがあって、それによってプリキュアがものすごいことになるってことらしいです!
はい、そうです。
具体的なことはぜんぜんわかりませんでした(笑)。
さて、今回のお話はリンクルストーンを追いかけたリコとみらいが離れ離れになってしまうというもの。
慣れないナシマホウ界で途方に暮れていたリコは、とても親切な女の人にお世話になります。
そこで、リコのお父さんは考古学者、お母さんは料理研究家ということも判明しました。
しかし、両親はリコとは別々に暮らしているようです。
一方、みらいのほうもリコを探していたはずなのにリンクルストーンを追いかけることになったり、ひどくおなかをすかせたりしながら、初めてふたりが出会ったいちごメロンパンのお店で再会することができました。
そこへ現れたのは闇の魔法つかい・スパルダ。
ふたりは早速「キュアップ・ラパパ!」。
今日はサファイアに変身です。
「魔法つかいプリキュア!」では、プリキュアの戦闘は一般人も巻き込まれてしまうようで(そのわりにはヨクバールとカーチェイスをしていたとき、道路が無人になっていたりしましたが笑)、逃げ惑うナシマホウ界の人々をスパルダが情けないと言い放ちます。
そんなスパルダへ真っ先に反論したのは、ナシマホウ界に住むミラクルではなく、ナシマホウ界の住人のやさしさにふれたマジカルでした。
ふたりで力をあわせ、見事、ヨクバールを撃退!
リンクルストーンのゆくえはわからなくなってしまいましたが、ふたりは無事にみらいの家に着き、リコのお世話になった人がみらいのお母さんだということが判明し、めでたしめでたしです。
来週からは、みらいとリコ、そしてモフルンまでもが学校へ通うことになるようですね。
さて、今日のお話を見ていてあらためて思ったのですが、性格の違うふたりが出会って物語を進めていくプリキュアって、ずいぶん久しぶりだなという印象を受けました。
ここでは、単にふたり組というだけでなくて、それまで知らない者同士だったふたりが、お互いのことを少しずつ理解していくタイプのプリキュアのことです。
初期メンバーがふたりだけというのは「スイートプリキュア♪」まで遡らなければありませんし、その「スイート」ではふたりは幼なじみでした。
最初から(ケンカはしていましたが)お互いのことをよく知っている間柄なんですよね。
その前の「ハートキャッチプリキュア!」もはじめはふたり組のプリキュアでしたが、この「ハートキャッチ」はプリキュア自身よりもデザトリアンにされてしまう被害者のほうにフォーカスを当てるというお話の作り方をしています。
なので、わりと早い段階でつぼみとえりかが仲良くなって、物語はプリキュアよりも被害者のこころの悩みや葛藤といったものを題材としていました。
それを物語の横軸とするなら、キュアムーンライトとダークプリキュアの戦いが縦軸でしたね。
したがって、「性格の違うプリキュア同士のバディ物」という要素は少なかったように思います。
それ以前のふたり組プリキュアは、「ふたりはプリキュア」シリーズになります。
しかし、「SS」では「スイート」ほど一緒にいた期間が長いわけではないにせよ、ふたりは旧知の仲ですし、再会した瞬間から相性バッチリで大の仲良しでした。
「MH」は続編ですのではじめからふたりは親友同士です。
つまり、この「魔法つかいプリキュア!」に似たタイプのプリキュアというと、初代「ふたりはプリキュア」まで遡らなければならないんですよ。
お互いのことをよく知らない同士のバディ物プリキュアって。
「魔法つかいプリキュア!」は異世界である魔法界を舞台にして話が展開していくという今までにないパターンを作っていながら、そこにある種の安心感というか、あまり奇抜なことをやっているような印象がなかったのは、このあたりに理由があるのかな、なんていうことを、今日の放送を見ながら私・夏木ひつじは思いました。
リコがみらいのことを「友だち」と呼ぶのを、みらいがすっごくうれしそうにするところなんて、知らない者同士のふたりだからこそのことですよね。
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