2015年8月7日金曜日

スイートプリキュア♪とは

みなさま、こんにちは。
夏木ひつじです。

本日は「スイートプリキュア♪」のあらすじをご紹介いたします。

今作のタイトルとなっている「スイート」ですが、英語で書くと「suite」。
組曲」を意味する英単語です。
日常でよく使われるsweet(甘い、デザート)の意味ではないのかーなんて思っていましたが、主人公のひとり・南野奏が学校で「スイーツ部」(!)に入っているんですね。
「スイート」が掛詞になっているわけです。


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それでは主人公の紹介です!


北条響。
私立アリア学園に通う中学2年生です。
体を動かすことが大好きな活発な女の子。
特定の部活には入らずに、助っ人としていろんなスポーツで活躍しているそう。
でもその分、勉強は苦手なようです。
食いしん坊で奏の作ったスイーツをつまみ食いしてばかり。
小さいころはピアノを習っていましたが、ある事情があって今では弾いていないようですが・・・。



お次はこちら、南野奏。
響と同じく、私立アリア学園の中学2年生。
スイーツ部に所属するお菓子作りが大好きな女の子です。
家は「Lucky Spoon」というケーキ屋さんで、将来はパティシエになることを夢見ておうちのお手伝いをしています。
一見するとおしとやかな女の子に見えるんですが、実はかなり強情で怒りっぽい性格。
響や弟の奏太のイタズラに、いっつもおかんむりです。


このふたりでお送りする「スイートプリキュア♪」。
ふたりとも、スラッとしたタイプでカッコイイですね!

はじめ、このふたりは中学の入学式の日から続いているケンカの真っ最中でした。
ちょっとした誤解が原因だったのですが、お互い素直になれず、関係がギクシャクしてしまっていたのです。

そんな中、響がある人物と出会います。





彼女はマイナーランドのセイレーン。
人間界に散らばった「伝説の楽譜」の音符を集めるために、マイナーランドの王・メフィストの命を受けてやってきました。

彼女は響の胸の中にハートのト音記号があることを見つけ、それを奪おうとします。
響が逃げようとすると、




なんと、猫の姿になりました!

逃げる響、追うセイレーン。
そこに現れたのが、



しゃべる猫の妖精「ハミィ」です。

どうやらハミィとセイレーンは顔見知りのよう。
お互いに言い争いをしているのですが、その様子がなんだか楽しそうにも見えます。

そんなハミィとセイレーンを見た響は、

「なんだか私と奏みたい」

と、親友同士だったはずなのにケンカしている友だちを思います。

そこへ現れた奏。
その腕の中には、響との思い出のレコードがありました。

奏の胸の中にも「ハートのト音記号」を見つけたセイレーンは、トリオ・ザ・マイナーたちに命じ、奏のト音記号を奪おうとしますが、強く輝くなぞの光に弾かれてしまいます。





セイレーンの部下、トリオ・ザ・マイナー。
左からバリトン・ファルセット・バスドラの3人。
任務失敗によって3人の上下関係がコロコロ変わっていくのが面白いです(笑)。


面食らうセイレーンですが、奏の持っていたレコードに「伝説の楽譜」の音符を見つけると、その音符を「ネガトーン」という怪物に変えてしまいます。


「伝説の楽譜」とは、世界を幸せにする「幸福のメロディ」を奏でるための楽譜。
メイジャーランドにあったその楽譜を、音符を組み替えて「不幸のメロディ」にしてしまおうというのがマイナーランドのメフィストなのです。



メイジャーランドの女王・アフロディテ。
「伝説の楽譜」が奪われることを察し、音符たちを人間界に放つ。



マイナーランドの王・メフィスト。
アフロディテとはなにやら因縁があるようですが・・・。


自分たちのだいじな思い出が詰まったレコードを怪物にされてしまった響と奏。
ふたりは声をそろえて叫びました。



そのとき、ふたりの「ハートのト音記号」が覚醒してキュアモジューレへと姿を変えました。
響と奏はキュアモジューレを手に、伝説の戦士・プリキュアへと変身します!



 爪弾くは荒ぶる調べ!

キュアメロディ!


爪弾くはたおやかな調べ!

キュアリズム!


見事、ネガトーンを浄化して、マイナーランドを撃退しました。


スイートプリキュアでは、「ハーモニーパワー」と呼ばれる力を駆使して戦います。

これは、ふたりの息がそろったり、気持ちが通じあったりすると大きな力を発揮できるというもの。
セイレーンやトリオ・ザ・マイナーは、このハーモニーパワーを封じるために、あの手この手でふたりの仲を引き裂こうとします。

が、そんなことをしなくてもふたりはいっつもケンカばかり。
入学式の件は誤解が解けたのですが、元々ふたりとも意地っぱりで、意見が合わないことも多いのです。
本当はお互いのことが大好きなのに、衝突ばかりしてしまいます。



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しかし、それでもたいせつなものは通じあっています。
平和を守る気持ち。音楽を愛するこころ。
特に、人々を不幸にする手段として音楽を使うマイナーランドを、ふたりは絶対に許しません。


そんな響と奏ですが、マイナーランドの卑劣な手口の前にピンチになることもしばしば。
そこへ颯爽と現れてふたりを助けてくれるのが、





謎のプリキュア・キュアミューズです。
彼女は全身を黒いマントで覆い、顔を仮面で隠し、声も発しません。

頑なに正体を隠そうとするミューズですが、その実力は確かなもの。
メロディとリズムを助け、加音町の平和を守ります。

しかし、一緒に戦おうというメロディの提案にも背をそむけるなど、完全な味方になってはくれないようです。



「調べの館」の音吉さん。
響や奏にふとしたアドバイスを送るふしぎな人物。


音吉さんの孫娘・調辺アコちゃん。
奏の弟・奏太のお友だちでもあります。


加音町は音楽の町。
住民全員が音楽を愛しています。

さてそんな中、任務失敗続きのセイレーンは、マイナーランドでの立場があやうくなってきました。
リーダーの座を剥奪されて単独行動が目立つようになってきたこともあり、トリオ・ザ・マイナーから白い目で見られつつあります。

もしやキュアミューズの正体はセイレーンなのでは・・・?

そんな疑惑も持ち上がってきます。


セイレーンは元メイジャーランドの住人で、ハミィとは大の仲良しでした。




子供の頃のハミィとセイレーン。
とってもかわいい!!!


現在はマイナーランドの住人としてハミィとは敵対しているのですが、ハミィはそんなことを気にしません。
いまでもセイレーンのことを親友だと思って接しています。
セイレーンが音符を手に入れるために何度ハミィをだましても、ハミィはセイレーンを笑って許します。
いつまでもセイレーンのことを信じているのです。

そんなハミィのまっすぐな気持ちにセイレーンがこころを動かされそうになるたびに、彼女の胸のペンダントが激しく光り、耳に取りつけられた装置から悪のノイズが鳴り、彼女をマイナーランドに縛りつけます。

しかし、そんな呪縛からセイレーンはついに脱することに成功しました。

そのきっかけは、やはりハミィ。
セイレーンの罠によって音符をすべて奪われてしまったハミィは、セイレーンを洗脳していた装置をメフィストに取り付けられそうになり、雨が降りしきる町の中を必死に逃げまわります。
しかし、水たまりに転んでしまい、トリオ・ザ・マイナーに追いつかれてしまいました。
懸命に抵抗するハミィの耳に、洗脳装置が迫ります。


「もういや・・・・・・」

その様子を見ていたセイレーンがつぶやきました。

「やめて・・・・・・」

「悪のノイズ」によってハミィを裏切り、騙しながらも、その友情の記憶は残っていたのです。

「やめて! もうこれ以上ハミィを悲しませないで!」

雨の降る加音町に、セイレーンの声がこだましました。

涙ながらに叫んだセイレーンの胸が光り、ペンダントが砕け散ります。
まばゆい光の中から現れたのは、新しいプリキュア・キュアビートでした。



爪弾くは魂の調べ!

キュアビート!


はじめは今まで自分のしてきたことを悔い、響や奏たちとも距離を置いていましたが、ハミィの言葉や響たちの気持ちに応え、徐々にこころを開いていきます。

プリキュアとして覚醒したことで猫の姿には戻れなくなったセイレーンは、黒川エレンと名乗り、響や奏と同じ私立アリア学園に通うことになりました。





黒川エレン。
「悪のノイズ」を振り払ったセイレーンが、「ハートのト音記号」を覚醒させて人間となった姿。
普段はクールに振る舞っていますが、転校を前にして極度の不安から不自然な言動を見せたり、作り物のおばけを本気で怖がったりと、いろんな一面を見せてくれます。
人間界のことに疎いので時折り変な行動をとったりしますが頭はいいようで、響に見せたテストの点数は光り輝いていました(笑)。
人間の姿となっても、ハミィとは大親友です。


さて、こうなってくると最後の謎は「キュアミューズは誰なのか」ということです。

その正体を、最近プリキュアを見はじめた人に歴代作品を紹介するというコンセプトで始めたこのブログの中で言っていいものかどうか悩みましたが、この子の紹介をあんなにサラッと終わらせるわけにもいきません!





















上の方でもチラッと触れた、調辺アコちゃんです!
加音町に住む小学校3年生の女の子。
シリーズ初の小学生プリキュアです。
ちょっと冷めていて大人びた性格をしていますが、子供っぽくムキになったりすることも。
特に、キュアミューズとしての正体を現してからは、響や奏を相手に感情を表に出すことが増えてきました。

そんなキュアミューズの、マスクとマントを取った姿がこちら!



爪弾くは女神の調べ!

キュアミューズ!


笑顔がとってもかわいいですね!

正体を隠していたときはシークレットブーツを履いていたのだそう。
本来の姿は歳相応です。

セイレーンがキュアビートになったときのようには、正体を明かした経緯をここでは詳しく書きません。
「スイートプリキュア♪」をまだ観ていない方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。


さて、こうして4人そろった「スイートプリキュア♪」の物語は、いよいよ佳境に入っていきます。
「伝説の楽譜」は完成するのか。
セイレーンを洗脳していた「悪のノイズ」とはなんなのか。
そして、響の頭のなかにだけ聞こえる声の正体とは・・・。


「スイートプリキュア♪」は「音楽と友情」をテーマにしています。

それも、底抜けに仲の良かった「SS」の咲と舞とは違い、普段は意見の食い違いから口論になってしまうことが多い響と奏。
悪に洗脳されてかつての親友を傷つけるセイレーンと、それでも相手を信じ続けるハミィ。
こころを閉ざして冷めた態度しか取らないアコと、奏太をはじめとした周囲の人々。

一話一話の中に人付き合いの、もっと大げさに言ってしまえば人生の教訓が隠されているような話が多くありました。
そして最後のラスボスとの戦い。
ここでは詳しい説明は避けますが、メロディの必死のセリフには強く心打たれるものがあります。

音楽に関しては全く素養のない私、夏木ひつじですが、今作の物語はそんな私にとっても本当に見応えのある内容でした。

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