2016年9月4日日曜日

魔法つかいプリキュア31話「結晶する想い!虹色のアレキサンドライト!!」のあらすじと感想です!

みなさま、こんにちは。
夏木ひつじです。

今日は魔法つかいプリキュア!第31話「結晶する想い!虹色のアレキサンドライト!!」の感想と考察を書いていきます。

先週まで魔法界にいたみらい・リコ・はーちゃんの3人は、カタツムリニアに乗ってナシマホウ界へ向かっています。
しかし、リコとはーちゃんは前回に引き続き、ちょっと元気がない様子。




リコは自分の将来について、はーちゃんは自分の魔法の秘密について、思い悩んでいるところです。


そんな中、みんなは冷凍みかんを買って食べることにしました(今まで気にしたことがありませんでしたが、魔法界での買い物はリコが支払いをしているんですね)。
冷凍みかんを解凍する魔法が苦手なリコですが、今日は今までで一番うまくいきました!
ちょっと暗かったふたりの空気も、これで少し明るくなったようです。




と、そこへカタツムリニアに大きな衝撃が発生。
どうやらラブーがプリキュアたちを攻めてきたようです。

みらいたちは早速「キュアップ・ラパパ!」。
キュアミラクル、キュアマジカル、キュアフェリーチェに変身しました!


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しかし、今日のラブーはひと味違います。
ムホーの力で巨大化してプリキュアたちに襲いかかってきました。

ミラクル、マジカル、フェリーチェはリンクルストーンの力を使ってそれぞれ技を放ちますが、ラブーには効きません。
一方的にやられる展開になってしまいます。




そこへラブーの大技が炸裂し、3人は魔法界とナシマホウ界の狭間の世界でバラバラになってしまいました。

だれもいない世界をさまようモフルン。
そこに、光るなにかを発見しました。


「モフルンの馬車モフ~!」


え~と・・・この馬車、いつからモフルンの物になったのでしょうか(笑)。
まあ、一応モフデレラに与えられた物ですから、モフルンの所有物ということでいいんでしょうかね。

一方、こちらはマジカル。
この大ピンチになにもできない無力さを嘆いています。




そしてこちらはフェリーチェ。
みんながおどろく魔法の力も、肝心なときに役に立ちません。
自分の魔法はなんのためのものなのか、答えを探しています。




そのとき、ミラクルの手に魔法の杖が触れました。
みらいにたくさんの力を与えてくれた魔法。

魔法がなければ、リコともはーちゃんとも会うことはありませんでした。
モフルンと話すこともできなかったでしょう。

この魔法こそがみらいにとって最後の希望です。
その気持ちが魔法の杖に反応し、強い輝きを放ちました。




リコの夢は立派な魔法つかいになること。
しかし、立派な魔法というものがどういったものを指すのか、具体的なことはなにもわかりません。

しかし、魔法があるからみんなと繋がれた。
もう一度、みんなと繋がりたい。

マジカルのその想いに、マジカルの胸になにかが光ります。




フェリーチェはなにもわかりません。
自分のはーちゃんからことはに成長するときに見た記憶も、自分の力のことも。

しかし、そんな悩みを忘れるくらい、みんなといっしょにいると楽しい。
過去のことはわからないけど、いつまでもみんなといっしょに、笑顔でいたい。

フェリーチェの想いにも、胸のなにかが光りました。




3人の光が集まり、強い輝きを放ちます。
すると、そこへ新しいリンクルストーンが生まれました。




奇跡の力「アレキサンドライト」のリンクルストーンです!

3人はモフルンの力を借り、新フォーム「魔法つかいプリキュア・オーバー・ザ・レインボー」に変身!



すると、“モフルンの”馬車「レインボーキャリッジ」が輝きはじめました。
プリキュアたちの新しい力が発動です!



新必殺技「プリキュア・エクストリーム・レインボー」で、見事ラブーを倒しました!

戦いが終わったあと、あの強い光はなんだったのかいぶかしがる3人。
すると、レインボーキャリッジから3つの光が飛び出し、みらい、リコ、はーちゃんの胸の中へ収まっていきました。




まだまだ謎の残る新しい力ですが、カタツムリニアも戻ってきて、ひとまずめでたしめでたしです。


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さて、今回は先週からの続きと言ってもいい展開でしたね。

前回の戦いでは、みらいが新しい力を発現させました。
そこで、今週はリコとはーちゃんが抱える悩みを解決することで3人が新しい力を得るのだろうと思っていたのですが、これはちょっと違っていました。

歴代のプリキュアシリーズでは、それぞれのキャラが抱える悩みや迷いなどを解決するエピソードが描かれて、パワーアップを果たすという流れがお約束のようになっています。
事実、先週のみらいはまさにそのパターンです。

ところが、今回のリコとはーちゃんには具体的な解決を描くエピソードが描かれていません。
なんとなくフワッとした精神論でパワーアップを果たしただけでした。
リコの抱える「立派な魔法つかい」問題と、はーちゃんの抱える「なぜか使えるすごい魔法」問題は、依然としてなんの解決も見せていないのです。

ここからは私の想像になりますが、リコとはーちゃんの抱える悩みは「魔法つかいプリキュア」の最終回に近い位置で解決に向かうのではないでしょうか。

先ほど言った「フワっとした精神論でパワーアップ」というのは、これまでのプリキュアのパターンであれば、新アイテムを入手する中盤でのパワーアップではなく、プリキュアの最終回付近で見られるパワーアップの仕方です。
これまでのシリーズでは最終回近くで見られたパターンがこのタイミングで描かれたということは、ここで解決しなかった問題は逆に最終回近くで昇華されるものになるのではないかと思えるのです。

特に、はーちゃんの持つ「自分の記憶」と「謎の魔法力」は、物語を動かす大きなカギになると予想されます。
リコの「立派な魔法つかいの夢」に関しても、物語終了後の生き方を予感させるものといえるでしょう。

ここで、さらにひとつ気になることがあります。

今回のパワーアップの過程で、フェリーチェは

「過去のことはわからないけど、いつまでもみんなといっしょに、笑顔でいたい」

と語っています。

これは過去よりも未来を選択したということですよね。
そして、リコの「立派な魔法つかいになる」という夢も、未来の自分を思い描くことに他なりません。

もしもこのリコとはーちゃんの悩みがストーリー上の大きなキーになるのだとしたら、ここにきて魔法つかいプリキュアのメイン主人公である朝日奈みらいの「みらい」という名前が、作品自体に大きくフィーチャーされて結びついてくるのです!

先ほどのフェリーチェのセリフも、過去という言葉を使っているわりに、その対義語である未来という言葉は使われていません。
これが意図的にあえて使わなかったのだとしたら、この作品は「未来」という言葉をとても大事に扱うべきワードとして設定しているのではないでしょうか。

プリキュアの名前一覧の記事でも特集しましたが、プリキュアの名前、特にメイン主人公の名前は、キャラクターの特徴や作品自体のテーマを表してネーミングされていることが多いんですよね。
ところが、「みらい」という名前は、そのいずれとも合致しないネーミングなんです。

だからこそ、これから最終回に向けて「未来」というキーワードを内包するリコとはーちゃんの悩みが、作品全体のストーリーに大きく関わってくるのではないかと、私・夏木ひつじは思っているわけです。

以前、「魔法つかいプリキュア」の追加戦士の予想は大きく外した私ですが、このストーリー展開の予想はどうなるでしょうか!?
こちらは的中となるかどうか、ぜひ注目してみてください(笑)。



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