「魔法つかいプリキュア！」第７話・人魚回の感想です！ : 歴代プリキュアあれこれブログ

みなさま、こんにちは。
夏木ひつじです。

さて、今日は「魔法つかいプリキュア！」の第７話について感想を書いていこうと思います。
今回は人魚界でのお話でした！

海の上で魔法のじゅうたんに乗っているみらいたち補習組。
アイザック先生に水の中でも息ができる魔法をかけてもらい、みんなで海の中にある人魚の世界に飛び込みました。

今日の補習は、特別講師として人魚のロレッタさんに授業をしてもらいます。

人魚といえば歌、ということで今日は発声のお勉強。
歌の授業や早口言葉の授業を受けるみらいたちですが、そう簡単にはいかないようすです。
貝に話しかけて口を開けさせる授業では、貝に命令するリコと大声をあげるみらい、ふたりの性格そのまんまの方法を試しますが、どうにもうまくいきません。

そんな中、3人の子どもの人魚が現れて、みらいたちとお話をします。
人魚の里から外に出ることに臆病になっている人魚たちにみらいたちが伝えたのは、外の世界へ飛び出すことのすばらしさでした。

そんなお話をしてくれたみらいとリコに、人魚の子どもたちは人魚の里に伝わるだいじな宝物を見せてくれます。
それは、かつて人魚が空を泳いでいた時代から残されている大きな貝。
しかし人魚が空を泳がなくなった頃から、貝は口を閉ざし、現在も開かないでいるのだそうです。
そして、貝が置かれている台座には、次のような言葉が遺されていました。

人魚のこころに光り戻りしとき、ふたたび輝きの人魚現れ、われわれを広き世界へ導く

う～ん、こういう伝説の言葉とか、私大好きです（笑）！

さて、そこへ現れたのは、久々に来ました、魔法戦士のガメッツです。
リンクルストーンを探しに来たガメッツに対し、人魚の子どもたちに洞くつへ隠れているように言って、みらいとリコはさっそく変身！

・・・と思ったら、人魚の子どもたちがモフルンをだいじそうに抱えています。
みらいたちのところへ行こうとするモフルンを、危ないからと行かせないようにしているのです。

モフルンがいなければプリキュアに変身できません！
さらに、人魚の里を探検していたジュンにも変身するところを見つかりそうになってしまいます。

人魚の里を吹き飛ばせばリンクルストーンが見つかると考えたガメッツは、平和に暮らす人魚たちにも攻撃をしかけていきます。
そんなガメッツに怒りをぶつけるリコとみらい。
魔法界とナシマホウ界のふたりが手をつなぎ、こころを通わせあっている姿を目の当たりにすると、人魚の里の生き物たちの胸のあたりが光り輝きました！

そのとき、ずっと開かなかったはずの伝説の貝が開き、中からサファイアのリンクルストーンが出現したのです！

みらいたちの元へモフルンも駆けつけて、「キュアップ・ラパパ」！

キュアミラクルとキュアマジカルは、海の色をした空飛ぶプリキュア・サファイアスタイルに変身しました！

これが本当にかっこよくてかわいい！
まるで天女のような羽衣を身にまとい、踊るようにして敵の攻撃をかわすその姿は、かつて空を飛んでいた人魚の姿と重なります。
子どもたちから聞いた人魚の伝説が、ここにつながるんですね！

空を飛べるプリキュアというと、「SS」のブルーム（ブライト）とイーグレット（ウィンディ）、「ハートキャッチ」の4人（ただし、ムーンライト以外は妖精の変身したマントが必要）以来となるでしょうか。
あとは最終形態のパワーアップで翼が生えたりといったケースだけですから、歴代プリキュアの中でも結構レアな能力です。
（追記：「ハピネスチャージプリキュア！」の4人も空を飛ぶことが可能です！）

そんなサファイアスタイルで、ミラクルとマジカルはヨクバールを一蹴。
みごとに撃退しました！

みらいとリコがプリキュアに変身していたところを人魚の子どもたちには見られていたようですが、ジュンにはバレなかったようで、一安心してめでたしめでたしです。

さて、今回は人魚の伝説やサファイアスタイルといった物語の軸がありながら、どうも意味ありげにクラスメートのジュンがフィーチャーされてましたね。
お話の流れとしては、ジュンをあれほど全面に押し出す必要性も見当たりませんし、他の2人のクラスメートといっしょでもよかったはずです。
それにもかかわらず、ジュンだけを特別に扱ったのには、なにかわけがあるのでしょうか。
みらいが人魚の子どもたちに言った「まだ出会えていない友だちがきっといる」というセリフも、なんだか新しいプリキュアを予感させるものでした（このセリフのとおりなら、第3のプリキュアはジュンではないということになってしまいますが笑）。

ところで、変身の魔法は「キュアップ・ラパパ」のあとに「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ」と続きますよね。
これって、追加戦士が加わったらどうなるんでしょう。
変身の魔法の言葉自体が新しくなるのか、それともキュアミラクル・キュアマジカルときて、キュアジュエリーレ（キュアジュエル？）となるのでしょうか。
いろいろと想像がふくらみます！