夏木ひつじです。
さて、今日からプリキュアを各タイトルごとに、おおまかな紹介をしていきたいと思います。
語りたいことはたくさんあるのですが、プリキュアのすべてを語るにはこのページの余白は狭すぎます!
なので、物語各話の細部については追々やっていくことにして、ひとまず各作品ごとに全体のアウトラインだけを辿っていこうと思います。
まずは記念すべき一作目「ふたりはプリキュア」。
長い長いプリキュアの歴史もここから始まりました。
ファンの間では「初代」もしくは「無印」とも呼ばれていますね。
それでは早速、主人公のご紹介。
美墨なぎさ。
ベローネ学院女子中等部2年桜組。
ラクロス部に所属するスポーツ万能の女の子。
でもその分、勉強はちょっと苦手(汗)。
いつも明るく元気で、表情豊かな女の子です。
そしてもうひとりの主人公がこちら。
雪城ほのか。
ベローネ学院女子中等部2年桜組。
勉強が得意で成績はいつも学年トップ。
まじめな性格で科学の実験が大好き。
一見するとおしとやかに見えますが、曲がったことが大キライで、間違ったことをする人にはハッキリと物を言う正義感の持ち主です。
性格が正反対なこのふたり。
同じクラスにいながら、これまでほとんど接点がありませんでした。
そんなふたりの前に突然現れたのが、光の園の選ばれし勇者・メップルと、
希望の姫君・ミップルです。
「光の園」とはメップルたちが住む妖精の国のことなのだそう。
ちなみに、この人間界のことは「虹の園」と呼ばれているようです。
なんだかステキな名前ですね。
しかし、メップルたちを追ってドツクゾーンという闇の世界からこの虹の園までやってきた者たちがいました。
彼らはメップルたちの持つ「プリズムストーン」を手に入れるため、虹の園まで追ってきたのです。
目の前にいきなり
メップルとミップルは変身アイテム・カードコミューンに姿を変え、ふたりに変身をうながします。
わけもわからないまま、なぎさとほのかは手をつないで変身!
光の使者、キュアブラック!
光の使者、キュアホワイト!
ふたりはプリキュア!
闇の力のしもべたちよ!
とっととお家に帰りなさい!
プリキュアとなったふたりは、戦い方もわからないままその超人的な力で敵を撃退します。
プリキュアの戦いの歴史はここから始まったのでした。
メップルたちの持つプリズムストーンは「すべてを生み出す力」があると言われています。
ドツクゾーンの連中はその力を欲して、次々とプリキュアに襲いかかるのです。
怪力の持ち主、ゲキドラーゴ。
頭はちょっと足りない。
様々な
ポイズニーの弟、キリヤ。
姉に倣って人間界に忍び込み、プリキュアに接近するが・・・。
リーダー格のイルクーボ。
そして、彼らを束ねるのがジャアクキング。
いかにも邪悪そうな名前です。
こうした強敵が次々と襲いかかってきます。
狙いはメップルたちの持つプリズムストーン。
「すべてを生み出す力」を持つプリズムストーンがジャアクキングの手に渡ってしまっては、光の園と虹の園は大変なことになってしまいます。
光の園は総力を挙げて、ドツクゾーンと戦うのです。
光の園のクイーン。
とっても大きい人(?)です。
プリズムストーンを守る「石の番人」ことウィズダム。
光の園の中ではかなりのイケメンなのだそうです。
未来へ導く光の王子、ポルン。
なぎさとほのかのふたりは、形としては光の園とドツクゾーンとの抗争に巻き込まれた格好です。
もちろん、プリズムストーンがジャアクキングの手に渡ってしまったら、なぎさたちのいる虹の園もタダでは済みません。
世界を守るために、プリキュアはドツクゾーンと戦わなければならないのです。
ですが、
プリキュアのふたりには世界を守るだなんて大それたことを考えているヒマはありません。
なぜならふたりは女子中学生。
世界の平和よりも、チョコパフェとかイケメンとかマジに夢中になれる年頃なのです!
こんなカッコイイ男の子がいたら、そりゃ夢中にもなりますって。
なぎさもほのかも、いつだって大事なのは目の前にある勉強や部活や恋の悩みです。
ドツクゾーンの連中はそうした日常を台無しにしていくから、彼女たちは戦うのです。
「ふたりはプリキュア」の大きな魅力のひとつが、このなぎさとほのかの戦いの意義であるといえるのではないでしょうか。
なぎさとほのかは世界の危機などよりも、日常の中にある悩みや迷いにいつも一生懸命なのです。
勉強、部活、合唱コンクール、社会科見学、夏休みの宿題、文化祭の準備、恋のため息。
どれも世界の危機にくらべればちっぽけなことかもしれません。
けれど、14歳の女子中学生にとって、全力でぶつかっていかなければならない青春がそこにはあるのです!
「ふたりはプリキュア」はけっして、世界を救うヒロインたちの物語ではありません。
今ある毎日を精一杯に生きていく女の子たちの、ごく当たり前の日常を守ろうとする物語なのです。
そうして、その懸命に日々を送ろうとする姿に等身大の自分自身を重ねることができることこそが、プリキュアの人気の秘密なのではないだろうかと私は思います。
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