夏木ひつじです。
本日ご紹介するカオス回は、「スマイルプリキュア!」から第35話「やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?」。
タイトルそのまんま。
プリキュアが(というかキュアハッピーが)ロボになります(笑)。
「スマイル」は突拍子もない話が多いのが特徴ですが、その中でもこのお話は指折りです!
あれ? ロボットアニメ?
いかにも主人公っぽい顔した少年が、ロボッターと呼ばれたこのロボットと話をしています。
チャンネル間違えたかと不安になったちびっ子もいたのではないかと心配になります(笑)。
なにやら悪のロボットっぽい奴に必殺技を放って、画面が切り替わりました。
どうやら電気屋さんの街頭テレビでロボットアニメの番組が流れていたようです。
やたらハイテンションになっていたのは正義の味方が大好きなやよいでした。
「鉄人戦士ロボッターだよ! 明日新しいおもちゃが発売するんだ」
「かっこいいよね!」
そんなやよいに他の4人はあきれ顔・・・いや、ひとりだけみゆき(とキャンディ)が目を輝かせています!
みゆきとやよいは精神年齢が同じくらいなのか、よく気が合う間柄ですね。
「明日、ロボッターDXを買いに行くから、いっしょに行こ?」
「いろいろ教えてあげる!」
息巻くやよいに同調するのはみゆきひとり(とキャンディ)ですが、どうやらみんなでロボッターのおもちゃを買いに行くことになったようです。
そして翌日。
5人はおもちゃの発売イベントの会場にやってきました。
ロボッターは子どもたちに人気のようで、たくさんの人が並んでいます(ところどころ、子どもの付き添いではない大人の方もいます笑)。
「並んでいるあいだに、ロボッターのことじっくり教えてあげる!」
そう言ってやよいが取り出したのは、
ロボッター大図鑑。
けっこう分厚いです(笑)。
そんな中、会場に思わぬ人(?)たちがやってきました。
バッドエンド王国のアカオーニとウルフルンです。
どうやらこの二人もロボッターのおもちゃを買いに来たもよう。
しかし、彼らが欲しいのはロボッターDXではなく、悪役のワルボッターのロボットでした。
プリキュアたちがここにいることを知ると、人々からバッドエナジーを奪い取ります。
「プリキュア! 今日こそお前たちの最後だ!」
それは、昨日見たワルボッターのセリフと同じものでした。
いつもより気合いの入ってるやよいがウルフルンたちの前に立ちはだかります。
「地球の人々の笑顔を守るために、わたしたちは何度でも立ち上がる!」
やよいも冒頭のロボッターのセリフで返します。
そして5人でスマイルチャージ!
今日はここでもやよいが真ん中です。
輝け!スマイルプリキュア!
まだ番組開始から数分しか経っていないのですが、いつにないハイペースで変身完了!
そんなプリキュアを前にして、マジョリーナが発明品を取り出しました。
「あたしの大発明、ロボニナ~ルだわさ」
「この光線を浴びたら巨大ロボットになれるだわさ」
マジョリーナは光線銃をアカオーニとウルフルンに向けました。
味方を巨大ロボットにしてプリキュアと戦わせようとする魂胆です。
しかし、そこでアカオーニがタイミング悪く大くしゃみ。
風圧でひっくり返ったマジョリーナは、プリキュアに向けて光線銃を撃ってしまいました。
みんなあわてて避けますが、ひとり逃げ遅れたハッピーが光線を浴びてしまいます。
徐々に体が大きく、そして角ばっていくキュアハッピー。
しばらくすると・・・・・・、
ハッピーロボの誕生です!
プリキュアに向けて撃ってしまったロボニナ~ルですが、これは一度しか使えないのだそう。
ウルフルンとアカオーニはハッピーロボに対抗すべく、ワルボッターのおもちゃからハイパーアカンベーを作り出しました。
夢のロボット大戦に夢中になっているのは、もちろんピースです。
ビューティは事の成り行きをぽかんと見つめ、サニーとマーチは白けた目をしています。
ワルボッターのハイパーアカンベーはウルフルンとアカオーニがそれぞれ操縦しています。
その二人がハッピーロボに先制攻撃!
ハッピーロボは迎え撃とうとしますが・・・・・・。
なにもできずに敵の攻撃をくらってしまいました!
「なにしてんねん、ハッピーロボ!」
「わかんない。体がぜんぜん動かないの」
「だれかが操縦しないとロボットは動かないんだよ!」
無抵抗のまま攻撃を受け続けるハッピーロボ。
「だれか、お願い、操縦して~」
目をまわしながら、操縦席のハッチを開けました。
みんなでハッピーロボに乗り込んで、操縦して戦うことに!
・・・で、だれが操縦するのかというと、
もちろん、ロボッターに一番詳しいキュアピースです。
しかし、ピースの操縦するハッピーロボはへんてこな動きをするばかりで全然戦ってくれません。
「ピース、どうしたの?」
「わたし・・・操縦できない・・・」
「なんで?」
「だって、ロボッターはかっこいいから大好きなだけで、操縦なんてわかんないよ~」
「チャンスだわさ!」
「ハッピーロボ、がんばれクルー!」
マジョリーナとキャンディが、まるで草野球の応援でもしているかのように傍らから声援を送っています。
「だれか、ハッピーロボを操縦するクル!」
動かないハッピーロボに、ウルフルンとアカオーニの操縦する2体のワルボッターが襲いかかります。
しかし、アカオーニがハッピーロボに攻撃をしかける瞬間、ハッピーロボが突然動き出しました。
ウルフルンとアカオーニは驚いて攻撃を中断します。
代わって操縦桿を握っていたのはキュアサニーでした!
しかし、サニーにしてもハッピーロボの操縦の仕方なんてわかりっこありません。
腕がグルグルまわったり、首が360度回転したり、先ほど以上におかしな動きに。
チャンスとばかりにアカオーニが攻めかかります。
しかし、
突然機敏な動きになりました。
驚いて立ち止まるウルフルン。
ハッピーロボを操縦していたのは、
直球勝負がモットーのキュアマーチです。
しかし、機械類の苦手なマーチはその場で足踏みさせるだけで精一杯。
ハッピーロボ、全く攻撃できません!
ひたすら足踏みを続けるハッピーロボ!
「いつまでやるの? 疲れてきたよ・・・」
「ロボットやのに疲れるんかい!」
ハッピーロボは足がもつれて転んでしまいました。
今度こそ、アカオーニは攻撃をしかけます。
しかし、
目にも止まらぬ早わざで、ハッピーロボはアカオーニのワルボッターを蹴り飛ばしました。
はたから見ていたマジョリーナにも、なにが起こったのかわかりません。
そんなハッピーロボを操縦していたのはこの人です!
いつでも頼りになるキュアビューティ!
続けて攻めてきたウルフルンの攻撃を、
かわして、
かわして、
投げ飛ばします!
「かっこいい!」
「なんで操縦できるんや?」
「先ほどピースからお借りしていたこの本を一読しましたので」
そう言って取り出したのはロボッター大図鑑。
この分厚い本の中身を、全て覚えたのだそうです。
この本、操縦の仕方まで載ってるんですね(笑)。
「こうなったら、とっておきだ!」
ウルフルンはアカオーニと声を揃えて叫びます。
「バッドエンド・ドッキング!」
ウルフルンのワルボッターとアカオーニのワルボッターが、上下に2体重なって合体しました!
この合体にはピースも大興奮!
一方のサニーとマーチは白けた顔をしています。
この合体によって敵もパワーアップ!
・・・のはずが、上半身を操縦しているウルフルンはパンチで攻撃したがり、下半身担当のアカオーニはキックを使いたがります。
統率の取れない敵のロボに対し、
「なにしてるの、もったいない! 合体のカッコ良さが台無しだよ!」
ピースは違う方向に怒っています。
「よーし、こうなったらこっちも合体だ!」
「ナニと合体すんねん?」
「ハッピーロボ! ウルトラ合体モードよ!」
「キャンディ隊長! こっちも合体大作戦だ!」
「そうクル! その手があったクル!」
キャンディは、なにか適当なデコルをセット!
ハッピーロボがデコルと合体しました!
翼の生えたハッピーロボは、空を飛んでワルボッターの元へ向かいます。
「悪者め! このハッピーロボがこらしめてやるぜ!」
「行くよ! ハッピーロボ!」
「行きます!」
ハッピーロボが強いのかビューティの操縦が上手いのかわかりませんが、とにかくハッピーロボはワルボッター相手に攻撃をたたみかけます。
「よーし、最後はウルトラハッピーパンチだ!」
「必殺技ですね。583ページにありました」
「そんなに読んだん!?」
読んだことよりも、ページ数を覚えていることのほうが凄いです(笑)。
「ハッピーエネルギー、フルパワー!」
「いっけー、ウルトラハッピーパンチ!」
ハッピーロボの手がワルボッターに向かってロケットパンチのように飛んでいきます!
(自分の手が飛んでいってしまったハッピーはあわてています笑)
そのパンチがワルボッターに当たろうかというその瞬間、突然飛んでいた手が消えてしまいました。
続けてハッピーロボ自体も消えてしまい、宙に浮いた状態となった操縦席の4人。
そのまま落下して砂浜に着地したところ、ハッピーも落ちてきて尻もちをついてしまいました。
「はじめからこうしておけばよかっただわさ」
どうやらマジョリーナはロボニナ~ルを自ら破壊したようです。
この装置がなければ、だれもロボにはなれません。
「そんな・・・ハッピーロボがかなわないなんて・・・」
いやいや、元々敵が作った装置ですし、ピースの嘆きもどこかズレていますが、そんなことを言っている場合ではありません。
装置が壊れてハッピーロボがなくなっても、ワルボッターはアカンベェなので残ったままです。
ハッピーロボが消滅したショックで戦意喪失してしまったピースに、ハッピーが声をかけます。
「大丈夫だよ、ピース」
「地球の人々の笑顔を守るために、わたしたちは何度でも立ち上がる。そうでしょ?」
それは、冒頭のアニメでロボッターが言っていたセリフでした。
勇気を取り戻したピースは、同じく主人公の少年のセリフで応えます。
「そうだったね、ハッピー」
「あの技で決めるよ!」
いつものあの技、ロイヤル・レインボー・バーストが決まり、見事アカンベェを浄化しました!
イベント会場も元通りになり、あかねやなおにもロボッターの魅力が伝わったようで、めでたしめでたしです。
いやもう、終始やよいのペースに引っ張られた今回のお話でした。
唯一やよいに共感していたみゆきがロボにされてしまい、あかねとなおがやよいのロボッター熱を冷めた目で見ている中、冷静にやるべきことを成していたれいかが印象的です。
彼女は単にロボットアニメに興味がないからやよいの熱さにも応じなかっただけで、あかねやなおのようにやよいの趣味を頭から否定はしていないスタンスだったんですよね。
う~ん、今回はこれくらいしか書くことがありません(笑)。
「スマイル」は特にこうした傾向が強いですが、こういう回は頭をからっぽにして見るに限りますね。
Youtubeはじめました。
プリキュア関連の動画をアップしてますので、よかったら見に来てください。
↓こちらのリンクからジャンプできます↓
やばっかたねー
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