夏木ひつじです。
今日は魔法つかいプリキュア第26話「思いはみんな一緒!はーちゃんのクッキー」の感想とあらすじを書いていきます。
夢の中でヤモーにうなされていたはーちゃん。
どうやら敵はエメラルドのリンクルストーンを狙っているので、自分のせいでみらいとリコに迷惑をかけているのではと悩んでいるようです。
(今のヤモーにあるのはドクロクシーの復讐心だけで、エメラルドは狙っていないように思えますが・・・)
そんなはーちゃんは、みらいとリコが日頃の感謝にと食事の支度をしたことに触発され、クッキーを焼きました。
魔法を使わずに作ったクッキーはうまくいったようなのですが、翌朝、はーちゃんは家を出ていってしまいます。
ひとりで家を出たはーちゃんにあやしい影がついてまわり・・・、
と、これは大方の予想どおり、モフルンでしたね(笑)。
さて、ひとりで出てきたはーちゃんは公園でちょっと寂しくなってしまいます。
空腹をまぎらわすために、持ってきたクッキーをパクリ。
しかし、みんながおいしいと言ってくれたクッキーは、とてもしょっぱい物でした。
どうやら作るときに、砂糖と塩を間違えていたもようです。
これは塩クッキーのような味にはなっていないのでしょうね。
モフルンの反応から見ても、明らかな失敗作のようです。
そこへ、闇の魔法つかいのヤモーが現れました。
自ら怪物の姿となり、はーちゃんに襲いかかります。
気持ちが不安定なはーちゃんは魔法も使えず、リンクルスマホンも闇の力に抑えられてしまい、プリキュアに変身することができません。
ヤモーの体の中に捕らえられてしまいました。
そこへ、(タイミングよく)みらいとリコがほうきに乗って駆けつけました!
はーちゃんを救出するため、キュアップ・ラパパ!
魔法つかいプリキュア・ダイヤスタイルに変身です!
ダイヤスタイルになるのは久しぶりですね。
しかし、怪物に変身したヤモーには歯が立たず、ふたりは押され気味です。
そんなプリキュアに、はーちゃんは逃げるように言います。
はーちゃんは、自分がいるから闇の魔法つかいが襲ってくることを気に病み、みんなに迷惑をかけないために家を出たのだと叫びました。
それなら黙って出て行かずに相談してくれればいいのにと言うミラクルとマジカルですが、はーちゃんはふたりも自分の作ったクッキーが失敗だったことを言わなかったことを引き合いに出して反論します。
しかし、みらいとリコは、あれがおいしくなかったとは思っていません。
はーちゃんが自分たちのために一生懸命に作ったものだから本当においしかったのです。
3人の思いが通じあったことに、ピンクトルマリンのリンクルストーンが反応しました。
スマホンを覆っていた闇の力が振り払われ、はーちゃんはキュアップ・ラパパ!
キュアフェリーチェに変身です!
ヤモーの攻撃をピンクトルマリンのバリアで押し返し、マジカルがアクアマリン、ミラクルがガーネットの力でヤモーを足止めすると、フェリーチェの必殺技「プリキュア・エメラルド・リンカネーション」でヤモーにとどめを刺しました。
お互いの気持ちを確かめあった3人は、仲良く家に帰ってめでたしめでたしです。
さて、今回はかなり唐突な感じがするお話の運び方でした。
はーちゃんはこれまで自分のせいでみらいとリコに迷惑をかけていると思い詰める描写などまったくなかったのですが、家出という選択肢を突然選びました。
この時点でちょっと引っかかります。
それほどまでにあの夢が強烈だったのでしょうか(実際にはヤモーはもうエメラルドに固執しているわけではないので、完全にはーちゃんの思い過ごしでしたし・・・)。
そして砂糖と塩を間違えるというお約束の展開はいいとしても、やはりみらいとリコはそのことをしっかりと本人に伝えるべきではないかと思ってしまいます。
いくら自分たちにとってはおいしく感じたのだとしても、しょっぱいものはしょっぱいでしょうし、そこはやっぱり教えてあげないと・・・。
冒頭のみらいとリコが料理を作った場面を見直してみると、みらいが作った玉子焼きを食べたお父さんは、「こげててもおいしいぞ」と、作り方を失敗していることを伝えた上でおいしいと言っているんですよね。
みらいはまだ子どもですからそういった対応ができなかったという見方もできますが、そういうお話ではなかったですし・・・。
そしてその後、はーちゃんが何も言わずにひとりで家を出て行ったことに対して、クッキーが失敗だったことをふたりも言わなかったじゃないかと反論していました。
しかし、はーちゃんが家を出る決心をしたのはクッキーを作る前のことです。
そもそもクッキーが失敗だったのにそう言わなかったと知ったのはたった今なのですから、何も言わずに家を出たことに対する理由として成り立っていないんですよ。
いつも天真爛漫なはーちゃんが思い悩むという話のコンセプト自体は良かっただけに、こういう構成の部分で上手く物語を作れなかったのはちょっと残念に思いました。
ヤモーも最終決戦の回だったというのにわりとあっさり退場してしまいましたし・・・。
普段は辛口批評をあまりしない私・夏木ひつじですが、今回はそうせざるを得ないお話だったと思います。
さて、長いことプリキュアたちに挑んできたヤモーも、これでお別れとなりました。
最後にラブーが言っていた「あのお方」や「大事な仕事」というのが気にかかかりますね。
これから一体どうなっていくのでしょうか。
来週は魔法界で夏祭りが開催されるようです!
楽しみにしましょう!
これはリコのお父さんでしょうか!?
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